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幼き日の醍醐味

  • 執筆者の写真: ま null
    ま null
  • 2022年12月13日
  • 読了時間: 7分

ついこの間、ベースを買ってから一年以上放置していた弦を張り替えました、どうも。愛海です。いやぁもうねえ、周りのお友達が散々言っていた通り、もっと早く張り替えればよかったです。全然違います。卓球のラバー張り替えたときくらいと同じくらいの興奮です(いやまだ新品のラバーでスマッシュ打った時のほうが興奮するかな)。私はLow多めの柔らかい音作りが好きで、あと最近スラップの練習もしているのですが、なんか低音がぼやけすぎだなあと思っていました。張り替えてすぐの弦はプルもゴーストノートもはっきり入って気持ちが良いです(へたくそだけどね)。そして買って以来久しぶりに聞いたギシギシの(?)金属音!とにかく一音一音がはっきりするのが感動です。




でも、先ほど卓球のラバー変えたときのほうが嬉しいって言ったじゃないですか。その理由はと言いますと、その金属音のせいでちょっと音が硬すぎで、めっちゃ好み~というわけではなかったのです。去年の冬くらいに一回「あれ、文化祭の時よりも音柔らかくていいなぁ」と感じた記憶があるので、どうやら私は張りたてよりもちょっと馴染んだ音のほうが好きなのではないかと。でもたまにいらっしゃる「わしゃ10年弦なんか張り替えとらんぞ、この馴染みまくった音がいいんじゃ!(べんべけべんべけったったった(スラップ連打)ででででででうぃーんぴー(超絶指弾きフレーズ&グリッサンド&ハーモニクス)…」にはなりたくないですね。




大変取り乱しましたが、ブラウザバックしないでください。ここからが今回書こうと思っていたことです(長いね)。



 


いきなりですが、私は何でさるびあでやるような曲が好きなんでしょう?この前の記事でも少しお話ししましたが、私はミスチルとか、スピッツとか、ドリカムとか、MISIAとか、80~90年代の曲が大好きです。さるびあでやっていくうちに、どっかの誰かさんに「お前のせいで最近ミスチルにはまった」と言われるくらいには好きなのです。いつから好きなのか、といわれたら明確に答えることはできません。皆さんもありませんか?小さいころから車で知らないうちに聞かされていましたよーってやつ。私はこの傾向がとくに強いのだと思います。




県千葉には親が音楽好きでギター何本もあります、とか、小さいころから嫌々ピアノの前にかぶりつかされていました、という家庭が多い気がしますが、私の家は、というか広く親戚を眺めても音楽経験は皆ゼロ。音楽知識なんてあったものではありません。だから小さいころにピアノやりたい!(ちゃんと母親に聞いたことないからわからないけど、なんせ3歳か4歳の時だから、試しに体験やらせたら興味を持ってそのまま続けただけかもしれない)となって、途中で嫌にならず、音楽知識が身につき、知らないうちに音楽をいろんな視点から細かく聞いていて、好きになって、そして今ギターではなく裏で鳴っているベースに興味を持っていたり、ジャズとかモータウンサウンドとか吹奏楽を自分から聞いたりしてる、という状態なのはかなり奇跡だと思うのです。




そんな音楽とは無縁の環境の中でも、唯一きっかけとなったのが小さいころから聞いていたJ-popだと思います。もちろん私の性格的に好奇心旺盛で、っていうのもあると思います。じゃないと後ろの音まで聞こうとか、ここの転調がどうとか、リズムがどうとかまで聞かないよね。別に意識していたわけじゃないのですが、自分が好きだな、と感じた曲を知らずのうちに音楽的に分析していたのでしょう。小さい時にピアノをやらせてもらえて、音楽知識を身に着ける機会をもらえたのは本当にラッキーです(親にはこの曲のここが〇〇だから好きなんだよねー、とおしゃべりしようとしていた記憶はありますが、もちろん向こうは音楽知識がないので、理解されなかったのでしょう)。




私がはっきり覚えている昔の記憶のうちの一つに「PRINCESS PRINCESSの文字がごつごつしているCDを手に持っている」というのがあります。当時幼稚園生かそれ未満の愛海ちゃんがプリンセスプリンセスなんて英語読めるわけないので、おそらく映像記憶として字面が残っていて、大きくなって“PRINCESS PRINCESS”という字の並びに出会ったときにこれだ!!と気づいたのでしょう。ワンチャン天才児だった説もあります(ない)。あ、PRINCESS PRINCESSって、DIAMONDSとか世界で一番熱い夏とかMとか歌ってるガールズバンドね。絶対皆さんの親御さんはご存じだと思います。





また、幼稚園生の時だったか小学校低学年の時だったか、かなり小さい時にサンタさんから兄と一緒にウォークマンをもらったことがあります。今考えればかなりのマセガキですが、当時はゲームでもない、なんだこの変な物体、いらね、と思った記憶があります。でも、このウォークマンとは楽しい思い出がいっぱいあります。テレビのCMやドラマの主題歌、歌番組などで聞いて気に入った曲をメモしておいて、十数曲たまったら親にダウンロードで買ってもらって、ウォークマンに入れたり、CDを作って車に入れていました。このおかげでかなり知っている曲が増えました。それと同時に早すぎる段階からJ-popを聞いていたもんで、童謡を全然知らないんですよね。日テレでやってる小学5年生より賢いの?というクイズに出演したら、最終問題は余裕でわかるのに、一問目の童謡の歌詞埋め問題で間違えて帰りそうだな~と思いながら見ています。



話を戻しましょう。それでCDを作って車に入れる、というのは大体車で長時間お出かけする前、とくに夏に行く家族旅行では絶対新しい曲を探してCDを作っていたので、“新曲集め”と“楽しい思い出”が自分の中で自然に結びついているのです。母親におねだりして曲を買ってもらっている間や曲順を考えている間もお出かけの醍醐味の中に含まれていたわけです。自分で探した曲以外にも、母や兄(たまに父)が気に入って引っぱってきた曲もあったのでかなり幅広く聞いていました。あと知らない間に今井美樹とか久保田利伸とかサザンとかTUBEも入っていたりねえ。こんなことしているうちに私は懐メロにはまっていったわけです。



月日がたち、一曲一曲買っているのはお金がかかるのでTSUTAYAで一気に借りたり、またサブスクで聞き放題なのでスマホを車に接続したりと段々と車での音楽の楽しみ方が変わってきました。それにしても普通、車のプレイリストに入っている曲は年々新しくなっていくものだとは思うんですけど、なぜかどんどん年代さかのぼって古い曲が増えているんですよね(^^)。完全にLINE MUSICが提供している年代別プレイリストで、80年後半から90年聞くのが大好きな娘のせいです(^^)。




ミスチルやドリカムのアルバムを聞きまくっているうちに、親よりも詳しくなりました。親なんてミスチルではせいぜい「名もなき詩」「HANABI」「innocent world」「Tomorrow never knows」「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」くらいしか知りませんよ。強いて言うなら秩序のない現代にドロップキックするやつとか、抱きしめたいとか、ダーリンダーーリーンはサビ聞いたことあるよレベル。ちょっとミスチルはいつかマシンガントークぶっ放しますね。





よくよく考えてみたら親世代の曲を私たちが好んでいる、というのはすごいことだと思うんです。90年代サイコーー!という中高生がこの県千葉フォークソング部内にもいますし、部外にもいますし、なんならYouTubeのコメント欄などネット上でもよく見かけます。だって私たちの親は親世代(つまり私たちの祖父母世代)の曲聞いています?多分90年代ガチ勢に比べたらそんな聞いている人いないよね?四半世紀以上愛される曲書いてるの本当にすごいよね。しかも新曲も出し続けて、その新曲もしっかりと心に刺さるし。今の流行りでは髭男、YOASOBI、BTSなどが数字的にもすごい記録を残しているかもしれませんが、どの有名アーティストで考えてみても、全員が歌える曲ってあまり思いつきません。メディアの拡大によっていろんなベクトルの“好き”が生まれ、それが受け入れられるようになったのが原因だと思います。正直90年代のミスチルみんな知っとるわ!レベルのCD全盛期には二度と追いつけないのでは、と。



今私たちの中で流行している曲は、私たちの子供も口ずさんでいるのでしょうか…。現在の高校生が一定数90年代が好きなら、車で流している間に私たちの子供も好きになって、さらに孫も…と半永久的に90年代伝説が語り継がれていってほしいものです。それくらい色褪せない名曲ばかりなので。




とりあえず今回はこんなところで。今後何回も90年代語りはすると思います。



そういえば前回の記事書いた数日後にリトグリの新メンバーが発表されましたね。皆さん応援してあげてください。明日第二章の幕開けMVが公開です。



それでは。




 


今回チョイスした曲~


未来予想図Ⅱ/DREAMS COME TRUE


うれしい!たのしい!大好き!/DREAMS COME TRUE

(中2くらいから愛海さんのカラオケの十八番、これに限らず将来上司とのカラオケに困る心配はあまりない、上司とカラオケなんかしたかないがな)


Everything/MISIA






 
 
 

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