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シン・冬ライブ振り返り‼(1日目)

  • 執筆者の写真: あんたく
    あんたく
  • 2022年12月22日
  • 読了時間: 10分

更新日:2023年2月8日

冬ライブお疲れさまでした!

みなさまこんにちは。あんたくです。お久しぶりです。


あれだけ遠い日のことのように思えたシン・冬ライブ。あっという間に残り時間の単位が「月」になり、「週」になり、「日」になり、嵐のようにその時が過ぎ去っていってしまいました。楽しかったなぁ。


今回の記事ではシン・冬ライブの内容についてざっくり振り返りつつ、個人的に私が全バンドにコメントを寄せたいなぁと思っています。他の執筆者の皆様におかれましては少々おいしい記事を奪ってしまったことに関しまして深くお詫び申し上げます。許してね。


とはいえども、流石に全バンド分の感想を書いてしまうのは他の執筆者に申し訳ないので、本日は1日目分のみ。2日目の分は他の執筆者に任せます。(気が向いたら次の記事でやるかも)

 
全体の振り返り

まずは幹部視点で。とりあえず無事に2日間のライブを終えることができてほっとしております。イレギュラーな事態って当然ながら予想もしなかった方向から飛んでくるもんですから終始幹部としてはヒヤヒヤしていました。誰かぶっ倒れたらどうしよう、とかね。時にふっと純粋な気持ちでライブを楽しめなくなるような瞬間があったのが中々キツイところでした。


あと事務作業めんどくさすぎて。ほんとに。全員分の健康観察カード集めてお金集めて出席確認して…という怒涛の作業。僕は2日とも最初の方に出番があったのであまり関われてないのですが、それでもとてつもなくめんどくさかった。頑張ってやってくれた残りの幹部たちには感謝しかないです。


改めて先輩方すごいなって思いましたね。観客としてライブを楽しみ、自分の演奏をしっかりこなし、こういった細かい作業もミスなく終わらせる。僕はまだそんなマルチな人間の領域にはたどり着けてなかったみたいです。早くなれたらいいなぁ。(受験近ぇなぁ…)


つづいて客視点。めっちゃ楽しかった。とはいっても、僕が抱いている感情には「楽しい」という言葉では言い表せないほどの複雑な様々な心情が絡み合っているので整理しながらお伝えしますね。


まず、純粋な楽しさ。県千葉に所属するバンドを(ほぼ)すべて見られるというこの高揚感たるや!仲良い友達から名前だけ知ってる(幹部ですので)人までいろいろな人のことを知れたような気がします。知っている人の安定したうまさを聴いて惚れるのも、知らない人のうますぎる演奏を聴いて隣の人と目を合わせるのも、違った楽しさがありました。


あと、驚きと感心。1年生の伸びっぷりがすごい。1年生のお披露目ライブから僕は一部のバンドを除き全く演奏を聴く機会がなかったのですが、あまりに成長していてびっくりしてしまいました。僕らが1年の時あそこまでできていたかと聞かれると正直自身がありません。努力を重ねることで人はここまでも輝けるのかと思わず唸ってしまいました。


もちろん2年生も例外ではありません。2年生の場合はまだまだ伸びることができるのかという驚きがありました。かつての私の魂を揺れ動かしたバンドでさえも、更に成長してもう一度私の心を揺さぶってくれる。感動以外の言葉が思い当たりません。ほんとによかった。


そして興奮。ライブハウスが生み出すことのできる興奮ほど大きいものはないと感じました。もちろん文化祭がとても楽しく思い出に残るものであったことは事実です。しかし、バンドとお客さんの距離感、煽りに呼応するスピード、冬とは思えない熱気、一体となり動く両腕などなど、ライブハウスだからこそできる楽しみ方、盛り上がり方がありました。いつか気兼ねなく叫べる時が来たらいいなぁと切に思います。

 
個人としての振り返り

今回の冬ライブでは演者としてもうれしいことが多かったので簡単に振り返ろうと思います。めちゃくちゃ個人の話なんで興味ないよって方は次のセクションまで飛ばしていただいて構いません。


初めての記事でも書きましたが、僕は現在2つのバンドに所属しています。そして、企画バンドを組む予定という話もさらっとしたと思います。それが、今回の冬ライブ1日目の4つ目のバンド、「fortetto」です。「フォルテット」と読みます。というわけで既存バンドのNexus-blessとさるびあ伯爵と合わせて3バンドで計11曲を演奏しました。


このfortettoというバンド、「こんなジャンルの曲がやりたい!」というよりかは「この人とバンド組みたい!」という意識が先行して組んだバンドです。全員音楽センスがありすぎるし、専門の楽器がうますぎる。なんかもう尊敬しか出てこないようなバンドです。


テストの都合もあって、初めて一緒に練習したのは1週間前の水曜日。僕の誕生日なんです。各自が練習しているときの音の響きに終始圧倒されていたし、合わせたときの完成度も高くて非常に歌いやすくて。そんな人たちに誕生日祝ってもらえるんだから有頂天どころの騒ぎではありませんでした。


そして他のバンドの例に漏れず、fortettoもメキメキ成長して当日を迎えました。お客さんと一体となって盛り上がった興奮、憧れの音がすぐ隣から聞こえてくる感動、もう色々な思いが詰まりすぎてしばらく忘れられる気がしません。本当に良かった。組んでくれてありがとう。


思い返すと僕が今回出演したバンドはどれも違った個性や魅力を持っているように思います。何度もみんなで舞台に上がり場慣れしてきたNexus-blessは今回4曲披露に初挑戦しました。6人でいるからこそ音の幅が広く、僕自身もボーカルに集中することができる。そして積み重ねた時間がありますから、特に既存曲であるピースサインと大不正解はかなり安定させて演奏することができたと感じています。


結成して1年ちょっとで持ち曲が2桁に到達するイカれたバンドであるさるびあ伯爵は、今回特に演出にこだわりました。どの順番でどの曲を演奏すれば観客が盛り上がるかということを考え、既存の曲にアレンジを加えるなどしてお客さんの気分を高揚させるような工夫を凝らしました。朝の1曲目からテンションが上がっているお客さんの様子を見渡して、成功したなーと実感しました。


そしてfortetto。各々のセンスをドストレートでぶつけつつ、ツインピアノという持ち味を生かせる選曲ができたのがよかったなぁと感じます。正直あのメンツに並び立つためには僕自身もっと並々ならぬ練習を重ねる必要があるのですが、お客さんの心を湧き上がらせる一助となれたのなら幸いです。


本当はもっといろいろ書きたいのですがこれくらいで…。早い話が今回演奏出来た3つのバンドどれもすっごく好きなんです!この冬ライブという機会にみんなでそれぞれのメロディーを重ねられてすごく嬉しかった!ありがとう!!!!またやりたい!!!!!!!


ちょっと文章が拙くてすみません…。愛が捻じれてしまいました。

 
1日目全バンド振り返るぞー!!!!

長らくお待たせいたしました!これよりシン・冬ライブ1日目の全バンドを振り返りつつ僕個人の感想などを述べていこうと思います!批評なんて大それたことは到底できませんのでひたすら褒めます。思うがままに褒めます。我が興奮を味わえー!!!


①if

文化祭でもトップバッターを務めた安定のバンド!ギタボうまいしコーラスきれいだしドラムとキーボードチェンジしても普通に成り立っているのはなぜだ!!すごい!!!選曲もギターが際立つようなものばかりで非常に聞いていて心地よかったです!


②Day tripper

初めて知った時から思ってたけど名前の時点でもうかっこいい。1曲目聞いたときはなんか旅人のような穏やかな感じのバンドなのかなと思ってましたが、2曲目の盛り上がり方がすごい。楽器全体の支えがしっかりしていて思わずリズムを刻みたくなるような演奏でした!


③雨のち晴れ。

fortettoの準備のため少し早く楽屋に入ったらみんなめっちゃ練習してたのが印象的です。キーボードの使い方がうまいなぁと感じました。足りない部分を上手く補えている感じ。うまく言語化できないのですが全体的に穏やかなロック精神を感じました。明日は晴れそう。


④fortetto

よろしければ感想お待ちしております。お客さんのテンションをぶち上げることを第一目的として演奏していたので、座っているお客さんに立たせる→「お早う始めよう」というコンボをかましたりしてました。上昇と下降のルーツでもあります。


⑤The scarlet tabby

ギタボの穏やかな雰囲気に合致した選曲だなーと感じました。支えがしっかりしているから他のパートもすごく載せやすそうな印象でした。3曲目のコーラス好きです。口の開け方がすごく好き。


めちゃくちゃ関係ない話をするんですが1曲目に演奏したBUMP OF CHICKENの「夜を超えて続く 僕の」という歌詞がバンド名と一致しているのいいなあと思いました。このバンドの十八番にしてほしい。


⑥魂響

びっくりするくらい上手くなっててびっくりしてしまいまし入り全パートともに1年生のお披露目ライブよりはるかに上手くなっているんですが、ボーカルがやばい。多分僕より星野源の「恋」うまいです。会場の盛り上げ方もうまいし素晴らしい。上昇と下降の下りが出たとき恥ずかしすぎて隣の友達に蹲って悶えてました。


⑦ariary

1年生お披露目ライブのころから目をつけてた僕の好きなバンドです。他の例に漏れず順当に上手くなっていてうれしい限り。曲のいい部分を上手く抽出して楽しいセトリを作ってるなーという印象でした。こちらもボーカルがうまい。場を上手く湧き立て楽器隊がそこに鮮やかにメロディーを重ねることで一つの良い音楽を作っているなと感じました。


⑧ありより

文化祭でもありよりの後にNexus-blessの演奏をしたんですよね。運命を感じる。流石2年生の実力者が集まっただけあって安定感抜群でした。演奏できる楽器の幅が広いのもあってそれぞれの曲にあった雰囲気を出せていていいなぁという印象です。全部のパートがうまかったのですが、ボーカルのうまさにはどちらも惹かれました。あいみょんやってるのよき。


⑨Nexus-bless

こちらも感想お待ちしております。壇上でも言った通り文化祭を除く初めての校内ライブなのですが、いつも通り楽しく演奏することができました。最前列までみんなが集まって応援してくれて、演者としてはうれしい限りです。ありがとうございました。


⑩昼時すてら

1日目の2年生バンドのトリを務めたバンド。今回はサポート入りでの参加でしたが、今までとは違った味も生まれていて非常に良かったなぁという印象です。5人全体一丸となって、時折視線を合わせながらみんなで音楽を作ろうとしている姿勢が伝わってきました。


⑪Hideout

1日目のトリ。1年生にしてこの大役を成し遂げるとは…。全体的な完成度が非常に高く、 選曲もトリにぴったりな上昇祭りで観客全体が盛り上がっていたように思えます。1年生のお披露目ライブでもうまいなーと感じていたのですが、更に上達してますね。すごい。よく見ると女性ボーカルにも関わらず選曲が全て男性ボーカルで、結成1年足らずにして自分たちの力が一番発揮できるスタイルを確立しつつあるなぁという印象です。


文章力がなくて申し訳ない…。全バンド聞いたうえでの感想はこんな感じです。軽音楽って自分でやる楽しさももちろんありますが、あそこが良いここが良いと褒め合うのも一つの楽しさでもあります。この記事をみて、そんな感想交流会がもっと盛んになればいいなぁと思います。モチベーションにもつながるしね。


というところで今回はここまで。次回のライターにもご期待あれ。

 
おまけ 本日の曲紹介

①低血ボルト / ずっと真夜中でいいのに。

(年齢制限がかかっているみたいです)


fortettoで最後に演奏した曲です。人生で一番難しいキーボードボーカルでした。曲調がごまかしてはいますが中々壮絶な歌詞です。「意志」と「現実」の間に挟まって苦悩する人の様子が見て取れるような歌であると感じます。普通の歌なら一番盛り上がるところであろう1番や2番の最後で、あえて低い「無敵になれた」という歌詞が入れ込まれることにより、なんとなく言葉にできない悲壮感が漂っているような、そんな曲であると思います。


②青春病 / 藤井風


Nexus-blessで1番目に演奏した曲です。単なる上昇と下降では語れないような不思議な雰囲気を終始醸し出している曲だなと初めて聞いたときに思いました。曲中に出てくる「青春はどどめ色」の「どどめ色」とは、青アザのような黒ずんだ紫色のことを指すようです。一口に青といえどその見え方は物によって全く異なります。気だるげな雰囲気の裏には、思い描いていた青とは違うある種あきらめのような感情も眠っているのかもしれません。


③エソラ / Mr.Children


さるびあ伯爵で1番目に演奏した曲です。バンドスコアを見ると実感できますが、使われている楽器の数がとにかく多い。ボーカルに呼応するようにいろんなフレーズが混ざり、聞いていてすごく元気をもらえるような仕上がりになっています。「エソラ」って何を表してるのかなと少し考えると、歌詞から思いつく組み合わせは「絵空」。「メロディーラインが放ったカラフルな魔法のフレーズ」という歌詞などから、空へ希望を描くようにして前へと進んでいこうという意志があるんじゃないかなと、そう思っております。

 


 
 
 

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