卒ラレポ(僅?)&ずとまよ特集
- ま null
- 2023年4月8日
- 読了時間: 22分
愛海です。先日、3月30日と3月31日に先輩方の卒業ライブ「屋上へ愛を込めて」が行われました。1つ上の先輩は私たちにとっても関わりが深かったので、終始楽しかったですが、それと同時に本当にもう学校で会えないんだ、という寂しさが込み上げてきました。

先輩方のシビれる演奏、在校生の実力者バンドの演奏、勉強になることが本当に多かったです。全てのバンドに感想を書きたいですが、本日2本立ての記事となっておりますので、特に印象に残ったバンドについて書きたいと思います(書ききれなかったバンド本当にすみません、、!出番直前とか以外は生で拝見しましたし、録画は全部のバンド見ました!!勉強の時のBGMにしちゃってます^^)。
【1日目】
①dayBreak
やっぱトップバッターと言えば!!MCでも仰っていましたよね、脅威の割合で任されているのが本当に流石です。でいぶの又三郎が大好きすぎるので、生で聴けてよかったです。あのドラムの疾走感、ヨルシカの激ムズギターリフ、Theロックヨルシカの激速超楽しいベースライン、あのテンポでのギタボ。それを2年生の文化祭の時点で演奏出来ているのが本当に尊敬です、、。
②りばうんでぃ
仲良い同学年2人がいるのと、先輩1人がいるというので、結構楽しみにしてました。Vaundyの企画バンド。練習回数が少ないとお聞きしましたが、皆のVaundy愛で演奏してる姿が楽しそうで、またクオリティも高くて凄かった!ボーカルの先輩のキャラも相まって本当に最高でした、歌い方本家に似てる...!
③トボガン
裏拍でノるのが本当に楽しかったです!個人的に全員関わりのある先輩で...。開幕CrazyCrazy はfortetto全員で顔を見合わせて大盛り上がりでした。しかもライブバージョン!忠実に再現していて凄かったです。ペンギントーク🐧泣
④侃々諤々
私は最強からのぶち上げが本当に楽しかったです!ボーカルさんの歌声も綺麗で✨私たちの代のための、配信でのWelcome コンサートの時から印象の強かったバンドです!
⑤Noel
恐らくライブレポートを書け、と言われてこのバンドを挙げない人はいないでしょう、、。fortettoと編成が似ていて、私たちの出番の時も、先輩方のMCでも「負けないぞ!」「好き」と仰っていいただけて😦😧😨😰😶😶🫠🤥(←ここ重要)って感じでした、ハイ。やばいやばいやばいごめんなさいごめんなさいすみません、んーでもよっしゃ、嬉しいです、ありがとうございますって感じです、ハイ。今回披露していたmix juiceのいうとおりも、Noelの過去曲である怪物、麻痺も全部候補曲として挙がっていて...(それもNoelさんがやっていたから候補、ではなく、曲集めたらあれ、なんかNoelさんやってたやつでは?って感じでした)。
全パートの暴れ具合が本当に流石です...!!ベストベーシストさんは県千葉ベーシスト界隈でもずば抜けていますし、キーボードも“ピアニスト”より“キーボディスト”という表現が合っていて、実力はもちろん、魅せ方が素敵だなと思いました。ボーカルの会場全体を引き込む歌唱力も本当に素敵で...!!原曲通りでは無い、アレンジの仕方など本当に参考になりましたし、オリ曲もNoel特殊の楽器隊編成が光り、かつ高クオリティで本当に勉強になりました。
アンコールすぐ気づいてコールしました😉
【2日目】
①AriYori
今回のレポートは極力3年生の先輩を中心に書こうと思っていたのですが、書きたくなってしまいました。全員のレベルが高く、毎回聴きごたえがあるバンドです。東京めちゃめちゃ好きな曲なので、ハモりも綺麗で最高でした。あと👑🐃すごすぎ。ドラムの16分もギターリフもベースの符点もすごい。楽器ムズい上に歌合わせてるのすごい。
②U as Me
こちらも同様、2年生バンドですが。音出しの時点で「あっっっGIFT!!!」となってチルオタは大興奮(とゆーあずメンバーには話しましたが、色んな意味でごめんね)でした。先輩たちに向けてのGIFT、勝手に私が感動してしまいました。
③ユーカリ
合唱部企画バンド。ユーカリがやっていた3曲、最近よく聴いています。。ライブ中は歌声にずっと聴き惚れていました。声の芯がしっかりと通っていて、藤井風や椎名林檎リスペクトの歌い方もしていて、もう一度生で聴きたいです。客席から見ていたら段々藤井風に見えてきました。
④ダサいYシャツ屋さん
昨年6月のRe:Twist and Shout以来の企画バンド!私は跳ねるためにパンプスからスニーカーに履き替えていました笑。終始楽しかったですし、1番汗かきました。あれだけ暴れていて楽器隊のレベルが高いのも凄かったです。ださい!!(最上級の褒め)
⑤NO-IS
2日間の大トリ!!!このバンドも私が入学して以来ずっと印象に残っているバンドです。ボーカルさんの歌声の特徴も、リズム隊のガシッと合わさった安定感も、ギタリスト2人の息のあった演奏もどれも好きです。ラストにピッタリの選曲と盛り上がりで最っっ高でした!!!!
【個人的な話⠀※興味無いよって人は飛ばしてください】
私は常設バンドとしてfortetto、さるびあ伯爵、企画バンドとしてゼンブレッダーズ、計3つのバンドでベースを弾きました。曲数的には8曲で十分多いのですが、前回の11曲よりは少ないこと、既存曲も含まれていることもあり、冬ラでの反省も含めクオリティをあげることに時間を割くことができました。
ゼンブレッダーズでは憧れの先輩と組むことができ、またキーボードのいない編成、The邦ロをやるのが初めてだったので、新鮮で、楽しかったです。いつもより暴れていたので、バンドメンバーから心配されました←。それに合わせて音作りも太めでギザっとした音にし、ピック弾きと指弾きでニュアンスを変えながら弾いていました。ピック弾きは冬の時点で不安はなかったのですが、アップダウンピッキングは初めてだったので、苦労しました。。しかもBPM速いぃ。観客の皆さんと盛り上がれて楽しかったです。
fortettoは過去に企画バンドとして1回しか披露しておらず、先輩方がいるライブは初めてでした。今回もむずすぎる選曲をし、苦労しましたが、冬で大きな壁を乗り越えたこともあり、クオリティを高めることに専念できたと思います。前回同様、幕が閉じる時の歓声が大きく、達成感がありました、そして何より楽しかった!同学年からも、多くの先輩からもわざわざ声をかけて頂くほどバンド単位としても、そしていちベーシストとしても褒めていただけて、好きだと言ってくださって嬉しかったです、本当に、本当にありがとうございます。全然知名度がないバンドでしたので、驚きでした。
さるびあ伯爵は随分前に曲が決まり、演出も決めていました。いつも幕が開く時、閉まる時のガヤが楽しみなので、今回も演出を練りましたし、絶対にネタバレないように、と。どうでしたか??わざわざスタジオを暗くしてサングラスで弾く練習とかもしていました笑。幕開く前からワクワクで、会場一体で盛り上がれて楽しかったです。このバンドは歓声だけじゃなくて笑い声や選曲に対してどよめきが混じるのが好きなんです。それを聞くのがもはや気持ちいい。先輩方のノリが大好きなので、この演出でいけるでしょう、と。出オチだと思われないよう、アヤヤトゥーヤーで〆られたのも楽しかったです。まじでアヤヤトゥーヤー(ありがとうございます)。
私自身は2年の前半くらいまでそこまで目立つライブ出演はしていなかったので、先輩方と話すほど深く関われたのは何気にこのライブが初で。勿体無いですね、本当に。そして憧れの先輩方からしたらあんた誰?みたいな私に、かなり嬉しい言葉をかけていただき、本当に自信になりました。バンドのことをSNSでも話題に出していただいたのも本当に嬉しくて。頑張ってきた甲斐がありました。
先輩方からの暖かい言葉を受け止めつつ、まだまだ納得できていない箇所もあるので、今後も精進していきます。また、先輩方にしていただけたことを、私が後輩にもできたらいいなと思います。
このライブは先輩方ご卒業おめでとうございます、というライブなので、在校生である私たちがここダメだったーというのがメインではありません。勝手にお披露目しちゃったり、ボケ倒すライブをするのも違います。それなのに色々書いてしまってすみません。
3バンドについてご感想、アドバイス等あればお願いいたします🙇♀️。
【卒ラ 総括】
長々と書いてしまいましたが、勉強になることも多く、そして本っっっ当に楽しい2日間でした。先輩方の華々しい場に参加させていただき、光栄です、本当にありがとうございました!!
上の部分は急遽書くことに決定いたしましたのでお許しを。そしてここから下は2月末には完成していたので、ぜひ消化させてください。ずとまよファンカモン!!
最近この部ログ内で、好きなアーティストに関して永久保存版超大作を作るのが流行っている気がしたので、私もやってみたくなりました。にしても文章量のインフレが凄すぎですよね。部ログ書き始めた当初からうわ、やりすぎたかもしれない...って思ったらその後他のライターさんがもっと上回ってくるんですよ。読むのに5分かかるって表示されちゃったよ〜😇と悩んでたあの頃が懐かしいです。今じゃちょっと短いかな、ってなりますよね。
たまにふと思う時があるんです。これ好きな人は好きだけど、せっかくいいこと書いているのに、鬱陶しくて読んでくれなくなる人もいるんじゃないかって。あとは次の代の部ログライターさんに変に負担にならないかなーと。私たちよりも先輩の部ログに遡っていただければ一目瞭然ですが、全然もっと短くても大丈夫ですからね。たまたま今年が文学的だったり、愛がすごかったり、それらが文章に反映されちゃう人が多かっただけです。
さらに、それを読んでくれる人がたくさんいるという世間的に見れば異常な環境。本当に嬉しいことです...!!普通だったらあまりにも短すぎるとつまんないな、となるし長すぎるとどんどん逃げていくものです。
こんな感じで導入から全力投球だから長くなるんですね。そろそろ本題に移るとしましょう。
今回お話したいのは、ずっと真夜中でいいのに。あれだけライブで弾いてますからね、私が書かなくて誰がやる。できればPart2を出して、YOASOBI・ヨルシカと3拍子揃えて書きたいですが、部ログもあと何回回ってくるか分からないので保険かけておきます。一時期“夜好性”なんて言われていましたね。どれもネット発のアーティストで、体感2020年くらいから世間的に大きく知られるようになった気がします(YouTube上では曲が出た当初から再生回数の伸びは凄かったですが、テレビとかでも見るようになったのはこの辺じゃないかな)。
私とバンド組んだことある人はうんうん、となると思いますが、私ももちろんこの3アーティストはお気に入りですし、認知度も高い、さらにバンドメンバーと好みが一致(そもそもバンド組むときにずとまよ好きとかヨルシカ好きって言っている人探してたからね)、なんてこともあってしょっちゅう曲候補として提案しています。既に私がライブで弾いたことある曲についても書くと思います。
それではいきましょう(とりあえずパート1はずとまよ特集です、パート2出せるかな、他にも書きたい記事あるから気が変わったらごめんなさい)。
【ずっと真夜中でいいのに。】
まずはずとまよから。ACAねさんという人が歌っています。歌唱はもちろんのこと、楽器隊のレベルがめちゃめちゃ高いです...。fortettoで2曲、その他趣味で勝手に軽く弾いてるのも何曲かありますが、めちゃんこムズいね😇大体の曲は短時間で譜読みをし、仕上げに移れるようになりましたが、ずとまよは全然進まない。まじで。冬ラの前挫折しかけました(まぁ愛で乗りきったけどね👊👊♥️♥️💕)。正直高校生のうちにずとまよ弾けるなんて思っていなかったので、1年生の自分にここまで来ているよ、ってこと伝えてあげたいです(ベースの技術だけじゃなくて、ずとまよ出来るだけのバンドメンバーにも会ってるよってことも)。
あと、私はよくバンドでやる曲はベースを仕上げたあと、軽くキーボードパートを弾くのが楽しみなのですが、ずとまよはまずベースで手一杯、ピアノ弾こうと思ったらそっちにも凄い時間をかけなきゃいけないから、弾こうとすら思わない🫠
全然侮辱してるわけじゃないからね、それだけすごいってこと。間違いなくベーシストの地位をあげたのはこのアーティストだと思います。ずとまよ以降ベースが目立つ曲かなり増えてきたよね。私も軽音やってて「やっぱベースが一番カッコイイよね」とか「ベースがいなきゃ成り立たない」とか言われるとよっしゃ!ってなりますが、本当にこのような感じでベースが重要視される世の中になってよかったなあと。
無論私もベースに興味を持ったきっかけはずとまよだと思います。秒針を噛むの途中のベースソロを聴いてなんじゃこりゃ!?って。ずとまよに出会ってなければ今のベースを弾いている愛海さんはいないと思います。
私とベースとの出会いは最後の記事(かな?)でもっと語るとして、ずとまよのおすすめ曲紹介していこう!!
秒針を噛む
https://youtu.be/Wdll9P9icJU (ファーストテイク)

まずは1番有名?彗星の如く現れたデビュー曲です。先程述べたように、私が初めて聴いたずとまよはこれで、この曲のおかげでベースに出会うことが出来ました。さっきからベースベースうるさいですが、ドラムのリズムも凄いです、ずとまよ節はこの時から既に確立していたわけで。エレキもアコギもピアノも、どのパートも複雑に暴れ回っています。本当に凄いのが、一発屋にならず、この後も名曲をたくさん生み出していること。また、この曲はまだ簡単な方だということ(...!!!!!!!)。普通に楽器隊はトップレベルで難しい気がしますが、特にボーカルですかね。この曲以降高音域のハイパーインフレーション起こりますからね。とりあえずこの曲目玉のベースソロを聴いてみてください😊
ヒューマノイド

同じアルバム「正しい偽りからの起床」からもう一曲。ベースの裏拍スラップえぐくない!?このBPMで!?私何気にこの曲のベース攻略が1番難しい気がするんです(多分どの曲でも1番難しいって言うからツッコまないでね)。他の曲は何時間もベースにかじりついていればいつかは出来そうな気がしますが、これどうだろう。ずとまよの曲ってベースとピアノの主張が激しく、かなりえぐいはずのギターがその影に隠れてしまうこともありますが、この曲は割とギターナンバーです。、こういう曲聴いているとエレキやりたくなるよね。ギターソロめちゃめちゃかっこいいです、あとイントロのフレーズ鍵盤だと思っていたんですけど、公式バンドスコアだとギターらしいです。えぐ。
このアルバム、他にも巷で隠れ名曲として有名(←この言葉矛盾してて好き)な「サターン」や、個人的にずとまよの中でトップレベルで好きで初期の頃からベースラインまで聴きまくってる「脳裏上のクラッカー」、こちらも歌詞と雰囲気が可愛くてトップレベルでお気に入り「雲丹と栗」、スローテンポながらイントロからベースが面白い「君がいて水になる」が収録されております。1枚目のアルバムがこのレベルよ?もうやばいでしょ。
あれ、もう全曲紹介にします笑?
あまりにも無理があるからこの後端折っていきます...泣きのカットだから許して😭全曲好きですから...
勘冴えて悔しいわ

続いては「今は今で誓いは笑みで」からこの曲。元々MVはなかったのですが、ずとまよのYouTubeチャンネル登録者数100万人記念で作られました。冒頭からベーススラップ暴れすぎじゃん...!!!あとピアノがずとまよの中でもトップレベル、もしかしたら1番暴れてるかも。もう楽譜になってないからね、あの和音。
マイノリティ脈絡
https://youtu.be/v43Ke1W7zb4 (MVはなし)

また同じアルバムから2曲目出ちゃったよ。この曲最初の方だけ聴いてとばしていた時期が長かったですが、そんな自分を殴りたいです。盛り上がり方が尋常じゃない。ぜひ最後まで聴いて興奮を実感して頂きたい。さっき勘冴えがピアノ1番うるさいって言ったけど、もしかしたらこっちかも?
居眠り遠征隊
https://youtu.be/n5xGJHErs_A (MVはなし)

「潜潜話」から居眠り遠征隊。アルバム名は“ひそひそばなし”と読みます。正式な読み方が分かるまでせんせんわとか言われていましたが、私はもぐもぐばなしって読んでいましたね(????)。ずとまよで1番好きな曲何?って聞かれたら、決め難いですけどこれって言うかもしれないです。初めて聴いた時、イントロが好きすぎて全然進まなかった記憶があります(私この調好きなので...)。
ずとまよにしては音数が少ない曲ですが、かっこいい。何が?ベースが🕶。他パートはそこまで複雑ではないのですが、一匹暴れているヤツがいます。これもヒューマノイドと同じような難しさを感じます。かじりついてるだけじゃ乗り越えられなさそうな何か。ダブルプルどうやってやんねん。
シンプルな音だからこそ映える各パート。それぞれのパートの音の質の良さが求められる気がします。ピアノの美しい旋律、ドラムのグルーヴ感、ギターの音を出すだけでは無い細かい技術(ギター上手い人ってカッティングとかの中でリズム生み出せるよね)、そしてベースの細かいゴーストノートにダブルプル。
あと個人的には1番サビが終わったあと、ギターとピアノだけになって音楽的には不安定な編成になった後、リズム隊が参戦してくるところが好きです。
MVもないマイナーな曲ですが、ぜひ1回聴いてみて欲しい。
低血ボルト
https://youtu.be/COll6PdtI5w (MV,制限あり)

ハイ、やっと出てきました、fortettoで演奏したこともあります、低血ボルト。私が初めて弾いたずとまよの曲です。原曲もピアノを2台も使っちゃって猛迫力!概要欄にLeft Piano, Right Pianoって書いてあるのカッコよすぎでしょ。ACAねさが“最後2台とも弦切れてた”と形容していました(
え、ガチじゃないよね?超高級グランドピアノ、スタインウェイとベーゼンドルファー2台を破壊したわけじゃないよね?)。キーボが2人という編成に決まった瞬間、真っ先にこれが頭に思い浮かびました。
ピアノだけではなく、fortettoでは編成的にありませんがギターの荒々しさ、そしてドラムも技術めっちゃ詰め込みました!っていうドラムの教本ですか?っていうえぐさ。手足どうやったら絡まないの??
(ここから超個人的な話なので飛ばしていいよ、供養させてください)
この曲ベースはスラップ少ないからかじりつけばまだいけるのでは、と思って提案しましたが、私が参考にしたベース動画の人は「ずとまよで1番難しかった」と言っていて!?!?!?となりました。
そして蓋を開け練習してみたら、あらびっくり。全然譜読みが進まない。そりゃあゆっくりなら弾けますけど、インテンポで弾けるようになるのいつだろうって。そしてやっとずとまよで1番難しい理由か分かりました。ずとまよの他の曲を聴いてみたら分かるのですが、まだ休みがあったり、局所的に難しいということが多いのです。また、今の私では難しいですが、スラップを身につけた人なら簡単だろうな、むしろ弾いていて楽しそうだな、という部分が多くあります。
低血はBPM176で常に8分音符の、ウォーキングベースっぽい要素も入れた、休みほぼ無しの曲。ずっと突っ走らなければならない。ロック調の曲だと、BPM200超えもザラにありますが、ベースラインは連続しているため、意外と弾けます。でもこの曲、あの速さで小指までフル稼働でめちゃめちゃ動かなければならない。冬ラ前に私の小指は過去に例を見ない水膨れが出来ましたが、トドメを刺したのは間違いなくこの曲です。いやまじほんとこの曲提案したの誰だよ!?まさかベーシストじゃないよなぁ!?!?(←←←)
まぁそんなこんなでどおりゃあって練習しましたが、音の粒綺麗にするのもままならない状態で本番を迎えました。正直1年生の時からライブ前めちゃめちゃ緊張するということは無いのですが、この時は初めて変な緊張をしました、数十回に1回起こる、全く指がついていかない時がぶち当たったらどうしよう、って。
結果的にはステージ上が楽しすぎて、原曲遅くね!?というレベルでぶっ飛ばし、あのステージとなったわけです。初ライブは大成功。意味わかんなかったです、ライブ後汗かくのは今までもありましたが、あそこまでかいたことはありませんし、息切れしたのなんて初めてでした。なんで指がまわったのか今でもわからない。家であのスピードでチャレンジしてみるんですけど、上手くいかない。本番前にバンドメンバーに「まじで緊張する、上手くいくかわからない、でもみんなといる時はめちゃめちゃ調子が良いから本当に感謝している」という話をした記憶がありますが、本当にそれを実感したのはこの時でした。
多くの友人からも評判が良かったですが、私的には途中結構誤魔化して弾いていたので納得出来ていないですね、Crazy Crazy の方が音の粒も揃っててがっちりハマってる気が...??って。楽しかったのと出来が良かったのは事実なんですけれども。次披露するまでにもっと仕上げたいですね。
...はい、卒ラで有言実行。冬ラのやつ下手すぎるんでもう聞かないでください。冬ラの時サボった所とかがっちり決めました...!!スラップの音質とか大分良くなってるでしょ?あと細かい音の粒とかも。まだまだ精進が必要ですが。
うわぁ。曲自体の紹介より、私の思い出話がめちゃめちゃ長くなっちゃった。元々好きな曲ではありましたが、これを機にもっと好きになりましたね。
お勉強しといてよ

まだまだずとまよキラー曲続きます...。低血がベース1番難しいなんて話をした直後にこんなこと書くのもあれですが、個人的にはこれがずとまよで1番難しいベースな気がする...んですよね。私の中のJ-POP系のベースのゴールは今のところお勉強しといてよだと思っています。ベースソロ部分があまりにも人間卒業していますよね。Theずとまよという曲調で、初期の頃よりも音数が増え各パートの暴れ具合も一線を画しています。ボーカル音高すぎじゃ無い⁇ピアノもカッコ良すぎでしょ、ジャズ風味も入っていていい味が出ています。ギターの印象的なカッティングリフも見所。ドラムBPM自体は遅いけど、基本16分の休み無しで、途中片手でハイハット捌いて、4小節目とか8小節目の音のハマりも決めて...高校生のうちにできるかなー。
JK BOMBER
https://youtu.be/g3N3czs2U9s (MVはなし)

「朗らかな皮膚とて不服」からさらにもう一曲。ベースのルート弾きから始まる特徴的なイントロ、不穏な空気で曲が続きます。この部分のドラムずとまよで一番難しい気がします、マイノリティ脈絡とどっちだろう?ずとまよの曲って速いところの細かい刻みもめちゃめちゃ難しいですが、この曲みたいにちょっとゆっくりになるところにこれでもか、っていうくらい音詰め込んできたときがえぐいですよね(ドラマーの皆さん合ってます?)。そしてサビから3,2,1のカウントの後、ずとまよ節にガラッと変わります。このアルバム難易度のインフレやばすぎでしょ。
正しくなれない
https://youtu.be/8UP7V0UGR4c (ファーストテイク)

来ました、約ネバの主題歌。Bメロのベースピック弾きになるのいいよね、私この曲めちゃめちゃやりたいです、それでピック弾き終わった瞬間すぐフレーズに入るのでピックを咥えて乗り切る、って感じ。BPM鬼早の激ムズ曲、というわけではないですが、美味しくて完全に仕上げるのは難しいフレーズが多用されています。あととにかくピアノピアノピアノ。しっとりと、でもその中に芯のある強さが上手く滲み出ています。弾き手の感情が色濃く出る一曲です。
暗く黒く

またまた構成が面白い曲です。正しくなれない同様、曲調的にピアノが光ります。サビの三連符おしゃれすぎです、絶対外したくない。途中のドラムソロのトリッキーなグルーブ感もめちゃめちゃ良き。イントロが静かに始まって、それでしっとりいくじゃん...??って思ったら大間違い。1番サビ後からBPMが2倍の194に跳ね上がります。それでそれでさらに面白いのが、また2番のサビで元のテンポに戻ること。このようなテンポ変化は一回上がったらそのまま曲の最後まで突っ走りますが、ブレーキが入っているのがなかなか面白いところです。
ベースはスラップなど目立つフレーズ自体はあまりないですが、鬼速地帯ではリズムの表と裏がひっくり返っていたり、美味しい美味しいマイナーペンタフレーズが入っていたりと、八分音符で縦横無尽に駆け回る中で、面白さがギュッと詰め込まれています。低速地帯のドラムのグルーブとがっちり合わさっているフレーズも良きです。
(またここから思い出話)
...はい、こんな詳しいのは卒ラでやったからです。元々2月の終わりの時点でこの記事できてたんで、フラグとして出してみたかったんですけどね。
fortettoは4人中3人が元々ずとまよ好きで、主張してるうちに残り1人もずとまよに侵されてきています。この曲は私ではなく、他の人が提案しました。意識して選んだ訳では無いですが、暗く黒く・低血ボルト、とずとまよ最高BPM TOP2を攻略したわけです。ピアノかっこよくて、ドラムソロかっこよくて、せっかくなので原曲のバイオリン(チェロ?)ソロをベースでやらせてもらうことにしました。キーボードなら簡単にストリングスの音出せるけど、ビブラートとかスライドの良さは弦にしか出せませんしね。音作りもこだわりました。ソロ後エフェクト切れてなかったときは死ぬほど焦りました笑。次披露する時は細かい音も綺麗にしつつお客さんを煽りながら弾きたいなぁ。
奥底に眠るルーツ
https://youtu.be/o7jp25p-ZWU (MVはなし)

「ぐされ」からもう一つ。ずとまよの中では珍しい曲調です。聴いていて楽しいけど、どこか心が落ち着く一曲です。部活も塾もない帰り道で聴くのがベスト、ちょうど夕焼け見えてるとジャスト(そんな日は存在しねぇ)。あとは寝落ちじゃなくてちゃんと寝ようと思って寝る日の就寝前に聴きたい(そんな日はねぇ)。まぁそんなこんなでネタっぽくなってしまいましたが、疲れ過ぎているみなさんですので、この曲を聴いて少しゆっくり歩んでみるのもいかが?☕️
違う曲にしようよ
https://youtu.be/YCn_pu5E1kI (MVはなし)

ピアノイントロ勝ちの曲です、ハイ。曲の出だしから崩した感じがおしゃれすぎます。居眠り遠征隊と同様、なかなかイントロから進まない現象が起きます。イントロだけじゃなくてずっとおしゃれフレーズが聴こえてきます。いつものずとまよと違う雰囲気で曲が続き、サビでガラッといつものずとまよ節が帰ってくるのが面白いです。慣れた音と言いますか、安心感がすごいです。それでサビが終わったらまたスンと元に戻る。
あいつら全員同窓会

ボーカルが大変すぎる一曲です。音は高いし、超早口だし、呼吸する暇がないし。後半なんかとくに怒涛の畳み掛けです。でも大変盛り上がる一曲。間奏のストリングスソロかっこいいな〜と思いながら聴いていたのですが、もしかしたら全部キーボードで音作ってるかも、ってことに最近気がつき驚いております。そしてソロが終わったらベースの音を合図に、ずとまよあるある変ロ長調からまさかのト長調へ曲調がガラッと変化します。2番サビ前のフエラムネの音にもご注目。
猫リセット

「伸び仕草懲りて暇乞い」からもう一曲。この曲MV出た直後の時何故かハマりすぎた記憶があります。ゲームの8bitっぽい音とピアノの音のハマりが超気持ちいいです。MVの雰囲気とめちゃめちゃ合っています。MVも何人も描き手がいるという手の込み具合。あとドラムソロの畳み掛けかっこよ、、。
残機

そしてずとまよ最後は最近出た曲、チェンソーマン2話のEDでした、残機。これもめちゃめちゃハマりました。まずイントロからベースソロカッコ良すぎるじゃないですか。その後もベース音を主軸に曲が展開されていく感じが、もうベーシストとしては興奮しっぱなしです。音作りもいつもとは一風違った感じで、ちょっとこもっていて原音からかなりかけ離れたベースの音です。サビのコーラスもいいよね「試したいわ」って音高いけどやってみたい。めちゃめちゃこの曲のベース弾きたい〜!
いかがだったでしょうか。ずとまよは割と歌詞がどう、とかというよりは楽器や曲の展開など、音楽的なことを重視して書いてみました。ベースに偏った見解になってしまってごめんなさい🙃。知識量的にベースが詳しくなってしまうのはしょうがないですが、これでも他のパートのことも割と書いたつもりです、。
それにしてもずとまよを聴くだけでなく弾くようになってから、二家元亮介さんのベースラインのえぐさを日に日に実感するようになってきました。今はジャズ風味の曲のウォーキングベースも練習しているのですが、割と指は回るんです(それでもむずいし、一年生の私は弾けるとも思っていなかった曲ですが)。あとなんとなく弾いていく中で次のフレーズが予想できると言いますか。でもずとまよは指がすらすら動くようになるまでがとんでもなく時間がかかる。テンポの問題もありますが、フレーズがトリッキーなので、テンポを落としても結構詰まってしまいます。もっと精進しなきゃね。
MVのここがエモいとか、他の数多くの曲のこととか、ここに書いた曲でももっと語りたいこととか、泣きながらカットしておりますので、ガチ勢の皆さん怒らないでね。
ずとまよ初めてだよーという方は、この文章で挙げたような曲から聴いていただいて、どんどんのめり込んでください。そして、既にずとまよの虜だよーという人は、裏の音にも注目して聴いてみてください。
長々とお付き合いいただき本当にありがとうございました。次回は残りのYOASOBIとヨルシカについて書くor80~90年代邦楽特集になるかなと思います。お楽しみに。
それでは。
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