「夢に現」
- 8suみ
- 2020年10月31日
- 読了時間: 6分
お久しぶりですどうもベストベーシストになって帰ってきました増山です(調子に乗んな)
OTONOMORI楽しかったですねー
どのバンドもかっこよくてほんと
バンドって素晴らしいよね!!!
さて、私が賞を獲ったのはtink winkでだったんですが、あたしたちタピオカの話をしようと思います(以下あたオカ)
皆さん聴きましたかね、「夢に現」というあたオカのオリジナル曲。聴いてない人とまだ聴き足りないという人のためにリンクを貼っておきたいと思います
いやーいい曲ですね
何を隠そう私が作詞作曲を務めているのですが、ここまでいい曲になるとは、、、
気づけば400回近くも再生されていて、感慨深いです
目指せ1万回()
今日はこの曲について語り尽くすべく参り馳せ損じました
経緯から書きましょうか
私、高1くらいのときに作曲を本格的(?)に始めたんですが、長嶋さんにバンドに誘われてからずっとこの人に私の作った曲歌ってもらいたいなあと思ってたんですよね
ほら、いい声じゃないですか彼女
それに人間としても魅力的ですし
で、今夏はライブとかスタジオ練とか結構入ってたんで、長嶋さんの歌声を聴く機会が増えたんですよ
なんかもうそのときはただただ長嶋さんに対しての嫉妬みたいなものが強くて、なんでこんないい声なんだ、、、ってずっと考えてました
しかもその頃くらいから彼女の声とてもより良くなっていたんですよね
なんかもう我慢ならないくらいに
それで、私もオリジナルを作ると長嶋さんに言い、作り始めました(もともと長嶋さんの作った曲をあたオカでやってた。というか、その曲もとても良すぎてさらに嫉妬が増していました)
やばい長くなりそうだなこれ
端折ってきます
今までになく考えて曲を作りました
詳しくは省きますが、ボーカロイドのflowerで歌を入れ、簡単なデモを作りました
それを長嶋さんに送ったら、とても気に入ってもらえて、キーとかを調整したものを後日あたオカのみんなに送りました
そっからはね、もうスタジオに入ってみんなで合わせて、ここはこうした方がとか色々話し合っていってだんだんいいものへとなっていきました
私は完全にメンバーに信頼を置いていたので(自分に引け目を感じるほどに)、アレンジとかはほぼ各パートに任せてましたー(もっとこだわれよとか言われるくらい)
そしたら本当にみんな素晴らしくって、私という歪な人間が生み出した微弱な信号がバンドという装置によって増幅されていく様をまざまざと見せつけられ、終始感動していました
ありがとうございますー!!
レコーディングは体育祭の直後だったんですが、もうずっとそわそわしてました楽しすぎて
あの気持ち忘れたくないね
で、二日前にマスタリングを終え、無事Eggsに投稿しました!
とてもいい音源になったと思います
スタジオペンタ駅前店の伊藤さんに感謝しかないです
ありがとうございました
さて、ここからは曲の好きなところを述べようと思うんですがいいですかね?いいですよね?
ドラム!
はい、私はドラム全く叩けないのでドラマーの人はみんな尊敬しているのですが、納田くんは1年生とは思えないくらい上手くて、引き出しも多くて、本当にあたオカに入ってくれて嬉しい!
なんかもう、かっこよすぎて、帰り道とか聴きながら爆笑してた(いい音楽を聴くと笑ってしまう癖があります)
ちなみに私の最近の流行は、納田くんのドラムの叩きかたを真似しながら音楽を聴くことです
ピアノ!
はい、山崎さんのピアノ、本当に綺麗で、この曲をより引き立ててると個人的に思ってます
Cメロとかほんとにスタジオで初めて聴いたときに圧巻で、よくこんなの思いつくなあと
めっちゃ幻想的で素敵
あと、サビは私が考えたフレーズを弾いてもらってるんですが、私が雑に弾いて送ったものとは比べものにならないくらい良くて、ずっとその音が頭で鳴ってる状態
自分のなっちゃってのピアノ演奏では出せない色だとしみじみ感じます
多分ピアノにここまで清廉さがなければ、この曲のテーマっぽくなくなってたと思います
ギター!
はい、私、馬渕くんのギターが本当に好きで、いつもかっこいいなあと思って聴いてますー
もうね、何がすごいかっていうと、私はデモを送ったときほとんどギターを入れずに送ったんだけど(少ししか弾けないので)なんとなく頭の中にこんな感じっていうのはあって、それを馬渕くんは読みとってギターを作ってきてくれてたの!
ギターソロの場所とか2サビ前とか
すげえなって思いました
最近は音と立ち姿がもっとかっこよくなってていいギタリストだなあと
ベース!
はい、まあ自分で言うのもなんですけど、サビの最後だけ五度でスラップするところが気に入ってます(割とミスりがち)
あと、2Bのソロっぽいとこかな
音作りを見直さなきゃとライブをやって以来思ってまーす
ボーカル!
はいはい、長嶋さんですよ
ほんとね、素晴らしいボーカルに出会ってしまったなと
なんか最初はカラオケとか好きなんだろうなって印象だったんだけど、ここ最近で声に深みが出てきたというか(素人目)、声に表情がついてるように聴こえるというか
うっとりしながら聴いてます
この曲、長嶋さんをモチーフにして作ったんですけど(彼女自身のこととかではなく)、それが見事にはまってくれて、いい曲になったなと
懊悩する女子高生の放課後みたいな
一番最初にデモを送ったときめっちゃ気に入ってもらえたのが本当に嬉しくて、歌が返ってきたときに音楽やっててよかったなって泣いてました
2サビは自分で作ってるとき、髪を振り乱してるイメージというか、半狂乱くらいのイメージがあったんですけど、もうね、声の暴れ具合というかそこが完璧でいつ聴いてもおおってなります
歪さも含めて長嶋和佳子という人間なのだなと
そこも含めて美しいのだなと
もっと彼女の良さを引き出せる曲を作りたいと切に思います
自分は0を1にしたに過ぎず、メンバーのお陰でその1は100になったとずっと思っています
とても感謝です
これからもよろしくお願いします
さて、だいぶ長くなりましたが(もっと書きたいことはあるが)、私の言いたいことは1つ、曲を作るのは素晴らしいことであるということです
やっぱり曲作りっていうのは最初はハードルが高いし、なんか違うなってことの連続で正直辛いんですが、その先には何にも代え難いものが待っていると思います
私の持論として、作曲者がいて、作曲者自身がそれを曲であると言えばもうそれは曲だと思ってます
極論に聞こえるかもしれませんが、世界には色んな音楽の形があって、世界中でそれらは絶えず鳴り響いてます
その、自分の裏側に貼り付くものを引っ張りだして音にしていく作業が作曲であり、その引っ張り出すものはなんだっていいです
今はスマホでも作曲ができる時代だし、なんだって方法はあると思います
みなさん、自分自身の世界を形にしたいとは思いませんか?
以上で、終わりにします
長文失礼しました
P.S.
オリジナル曲をやるバンドがたくさん増えて、このブログを読んだ未来の後輩が「一曲オリジナルを作ったくらいで長文書いてんじゃねーよ」とかほざいてることを願います
今日は晴れっ!
いやS.Sの存在感よ、産みの親
Special Thanks : Mr. S.S.