VULNERABLE
- あめ
- 2023年1月23日
- 読了時間: 6分
こんにちは〜あめさんです🍬
去年の冬ラ楽しかったですね!さるびあ伯爵でDEEP PURPLE ができて良かったです。わたしの父が洋ロック好きなので、さるびあの曲決め会議で洋楽を提案する時には毎度父に意見を問うています。実は、さるびあとして発表する機会がなくてお蔵入りになっちゃったけど練習はしてた洋楽が一曲あります……何だったか当ててみてください!!(よみがえる冬ラテンパりMOYASHI曲名ド忘れ悪夢)
👊
今日の話: 最近他人の音楽聞くと、雨に濡れて固くなっちゃってごわごわする厚くて黒い服着てる時みたいに心がなるという話
(ヒートテック重ね過ぎて肘曲げるともぞもぞする時みたいという比喩も可能)
さて、わたしには他人の音楽を純粋に楽しめる時期と楽しめない時期が交互に訪れます。他人の音楽というのは、まあ、他人が作った音楽のことです。わたしからすればこの世には他人の音楽しかないですね、わたしがゼロから作り上げた音楽はまだないから。とにかく、他人の音楽を精神的に楽しめない時期がたまにくる。そしてそれが今です
aikoを最近聞いていて、いいなーと思った曲を集めてプレイリスト作りました。それをシャッフルして聞きながら、先日、散歩してました。さんかくのっめーをっしたっ、などと口ずさみながら歩いていると、ふとハッとしたんですよね。aikoの曲ってめちゃめちゃ良いけど、わたしの歌ではない、と。どうあがいてもaikoの曲だ
ふむ……と思って、aikoのプレイリストを停止して藤井風を聞きますでしょ。綺麗だし、言ってることはわかるし、そうだなあと思うんだけれど、わたしの言葉はどこにもないなとも思いました
うう、と思いつつ、ヨルシカを聞いてみました。ヨルシカの歌はそもそもこれらはヨルシカの所有する言葉ですヨという感じが存分にして、はなからわたしの言葉がそこにないことは分かっているから、あまり落胆はしなかったですが、やはりどの音楽もわたしの音楽ではない現実が突きつけられるわけです
ようは、歌がわたしに寄り添ってくれる!と思える時と、寄り添ってはくれるもののわたしの形とぴったりはまらないそのズレを許せない時とがあって、今は後者なのです。他人の音楽がわたしの心を動かすのは、わたしの心から生まれたものではないからなのかもしれないな。動かしてはくれるけど、わたしにぴたっと重なって溶け込むわけではなくて、ズレてる
年末に好きなアーティストのツイッター見てたら、来年も応援してくれるみんなと好きな女のために音楽がんばるね(意訳)と書いてあって、はあ〜と思いました。そのアーティストはその人が想ってる人のために音楽書いてるんだから、わたしの想う人への想いと完全に重なるわけがない。その人が好きな女とわたしの好きな人間は生まれたところも好きなラーメンの味も横顔の凹凸も違うんだから、その人とわたしが音楽をする時にイメージしてるものは違って当たり前で、だから他人の音楽がぴたっとはまったら逆にこわい
この他人の音楽と自分とのズレに歯痒くなっている状態をこじらせていると、だんだん他人の音楽が憎くなってきて、良い音楽をいらいらしながら摂取することになります。なんで誰もわたしの言葉を使わないの!?なんでわたしと一つになろうとしないの!?(謎ギレ)(お前の言葉はお前にしか価値がないからだよ)それでもわたしに奇跡的にぴたっとくる音楽にいつか出会えるんじゃないかと思って他人の音楽を聞いてしまうのは、それだけ音楽の力を信じてるということなんですよね
はあ、びったびたの音楽に出会うには、もう、自給自足しかないのかなあと。わたしの言葉で創造するしかないのかなあと、現実に敗北。星の数ほどアーティストがいたり、人間がみんな詩人だったりするのは、一緒の言葉を使っていたとしても言葉から連想する自身の経験が微妙に違うために、他人の言葉を100%取り込むことが不可能で、自分の体験と合致する言葉を見つけて満足するには自分で言葉を書き連ねるしかないからなのかなと思いました。でも、そうやって自分で書いてみても自分で納得できないことが多々あって、本当に言葉って難しい〜〜と思います。部ログ書いててもそう。今もそう。部ログ、いつも言いたいこと伝わってんのかわかんない。伝わらない芸術は、自己満
ああ〜こういう情緒が安定しない時はバッハを聞きながら川沿いを散歩するに限ります(フォークソング部部員の努めを放棄)あと日本語以外の言語の歌を聞くのも有効、とにかく日本語から逃れることが大事。とか言いつつ聞いちゃうCody・Lee(李)
余談ですが、わたしの住んでる付近の、川沿いの図書館の近くにはゆらゆら橋という吊り橋がかかっていてですね。本当にゆらゆらする。川に沿って遊歩道が整備されていて、よくトランペット?トロンボーン?とにかく金管楽器と、あとはフルートの人とかが土手で練習しています。休日の15時とか歩くと犬の散歩してる人がいっぱいいる。aikoのアンドロメダ聞きながらゆらゆらする、というかぎしぎし言うゆらゆら橋を犬に吠えられながら渡っているとふと冒頭の「これはわたしの音楽じゃない!」の悟りに至りました。ゆらゆら橋はいい橋です。絶妙に古くて床が傷んでるような気もする耐久性が気になる橋で、歩くとあらゆることが少し不安になる。ゆらゆら橋から川の水面と周りにある広い畑と現代チックな図書館と魚釣れてるとこ見たことない釣り人たちを眺めるのがわたしは好きです。ほんとにただの余談だったな
👊
はい!お気持ち表明の後にいつもある、聞いてほしいと思った曲をゆるく発表するコーナーです
わたしのaiko好き曲プレイリストの中に入ってます。イントロ大好き。サビの跳躍が胸がキュッとなる音程で唸ってしまいますね〜 歌詞もぬぅ……という感じで好き
「いつもごめんね/今日もごめんね」←あらゆる大切な人に対して、これに尽きる
幼少期にギターヒーローというDSの音ゲーでよく遊んでいて、その中の楽曲の一つがこれでした。車の中で父がよくかけていた曲でもあります。聞くと安心感。サビの空耳・ばかだもーん🎶 で日本人誰でも楽しめる(高坂さんも先のブログで紹介してくれたよ!)
Spotify聞いてたら出会った曲です。今回の投稿のサムネは、この曲にちなんで東京の写真を載せました。2022年、東京歩いてる時に見た景色の中で一番気に入ったものです。乃木坂の階段に桜の枝がこぼれている様子です。相変わらず写真を撮るのが下手くそだ。この坂の左手にある乃木公園が静かでこじんまりしていてよかった
👊
なんか4曲も選んじゃった!毎回書いてること支離滅裂でごめんね(Baby I Love You)それでは👋
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