温かい冬
- まぶち
- 2021年2月10日
- 読了時間: 2分
こんにちは。
気づくともう2月です。今年度はイレギュラーでしたが、春から始まったクラスや友人関係が夏、秋にかけて広がりつつ熟してくるのが2月ではないでしょうか。僕は小学生の時から、2月の肌寒さと、それとは逆に高まる学校の温かさが好きでした。来年は受験があるのでおそらく「温かい2月」は人生最後です。
実は僕、「学校だるいなー」と毎日思ってはいますが、いざ土日祝日になると周りに同い年の奴がいない寂しさがやってきます。話し相手ではない人でも、学校に行って顔を見ると安心しますよね。
今日は本日リリースのアルバムを紹介。
millennium paradeの『THE MILLENNIUM PARADE』です。昨年末にライブに行きまして、フラゲ日の昨日飛んで帰って聴きました。
millennium paradeはKing Gnuの常田大希が主宰の集団で、これが初めてのフルアルバムです。
正直言うと、millennium paradeの音楽は日本のメジャーに躍り出て音楽番組を盛り上げるようなものでも、ネット文化に根ざしたようなサウンドでも無いと思います。現にこのアルバムで日本語詞の曲は14曲中2曲、その他は英詞か30秒ほどのインストです。(ただ、このインタールード的に入ってるインスト曲の多さや質が、詞曲をどれだけ大切にしてるかを物語っています。)
また、アルバムはどうしても同じ調子の曲が続くと「もういいや」と途中で聴くのを止めてしまいがちなのですが、このアルバムは1曲1曲がしっかり個性的で、すでに配信されているものが多くあるのにも関わらず、14曲が束となって「アルバム」として真価を発揮しています。
こうしたアルバムが日本から出ることに、しかもメジャーバンドのしっかり名の知れた一員が作っていることに大きな意味があると思います。
まあ気が向いたら聴いてみてくださいな。
P.S.
今日の帰り道、住宅街を自転車で走ると色んな晩御飯のかおりがして、温かさを感じました。
Kommentare